当社初!スタートアップ企業への出資を実施
令和6年11月12日
東日本高速道路株式会社
NEXCO東日本(東京都千代田区)は、2021年より実施しているアクセラレータープログラム「ドラぷらイノベーションラボ」のなかで、当社初となるスタートアップ企業への出資として株式会社BONXへの出資を実行しました。
本取組の背景
「ドラぷらイノベーションラボ」では、スタートアップ企業等を始めとした新たな技術やサービスアイデアなどを持つ会社と、技術・ビジネスモデルを検証しながら、次世代の高速道路サービスの実現や地域の活性化、社会課題を解決するような事業の創出を目指しています。スタートアップ企業等と技術検証を行った結果、技術等が有益であり、当社事業との親和性やシナジー効果が期待される場合には、出資を通じて事業連携を深化させていきます。
技術検証の結果、第一号案件として、「ドラぷらイノベーションラボ」第Ⅰ期の採択企業であり、音声デバイスによる現場DXを支援する株式会社BONXを出資先として選定し、出資を実行しました。
株式会社BONXとNEXCO東日本が目指すこと
株式会社BONXは「BONX BOOST」をはじめとしたヒアラブルデバイスと、アプリケーション「BONX WORK」を企画・販売し、発話検知技術による完全ハンズフリーによる通話の実現や、通話の文字起こし、ライブ配信といった機能により、建設現場や工場、小売や宿泊施設といったさまざまな現場の安全性や生産性の向上に取り組んでいます。
NEXCO東日本は本出資を契機として、高速道路を建設・維持・管理・運営するなかで培ってきた安全管理の高度化や業務の効率化、現場環境下におけるノウハウを活かし、現場のニーズをより的確に反映させた画像・音声・AIとの連携ソリューションによる現場DXを推進します。これにより、当社のみならず、今後ますます重要度が高まると考えられるさまざまな業種・業態の現場におけるDX推進を支援することで、社会課題解決につながるよう取り組んでまいります。
出資先企業について
会社名:株式会社BONX
本社所在地:東京都中央区日本橋2丁目10-5 GRANBIZ東京日本橋 9階
代表者の役職・氏名:代表取締役 宮坂 貴大
設立:2014年11月
事業内容:音声コミュニケーションプラットフォーム・ヒアラブルデバイスの企画・開発・販売
ホームページ
主な製品
本出資に関しましては、こちらも併せてご確認ください。
ドラぷらイノベーションラボとは
当社のオープンイノベーションを一層促進し、新たな技術やサービスアイデアなどを持つ会社などと、ラボを通じて技術・ビジネスモデルを検証しながら、次世代の高速道路サービスの実現や、地域の活性化、社会課題を解決するような事業を創出することを目的としています。
当社は、地域と地域をつなぎ、お客さまの「安全・安心・快適・便利」を支えてきました。これらに加えて、さらに、ヒト・モノ・コトの移動に「新しい価値」をご提供し、サステナビリティのある運営を目指します。
当社は、新たな価値創造に向け、引き続き取り組みを強化してまいります。
NEXCO東日本グループでは、2021~2025年までの期間を「SDGsの達成に貢献し、新たな未来社会に向け変革していく期間」と位置づけ、様々な取り組みを行っています。
今回の「ドラぷらイノベーションラボ」の取り組みについては、パートナー企業との新たなサービス・プロダクトの共創・社会実装につながる事業活動として、SDGs目標の8番、17番に貢献するものと考えています。
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