働き方改革及び工事円滑化に向けた取組みの一環として、施工管理ソフトウェアを用いた出来形管理に取り組みます

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　NEXCO東日本（東京都千代田区）、NEXCO中日本（名古屋市中区）、NEXCO西日本（大阪市北区）（以下、NEXCO3社）は、一般社団法人日本建設業連合会（以下、日建連）と実施している、「働き方改革及び工事円滑化に向けた取組み」の一環として、建設業における更なる業務効率化とDXの推進のため、これまでの取組みに加え、施工管理ソフトウェア^※を用いた出来形管理に取組むこととしましたので、お知らせします。
　取組みは、NEXCO3社が、日建連と連携し、また、一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会（以下、J-COMSIA）の協力を得て進めます。

• 施工管理ソフトウェア・・・
  土木や建築等の建設現場において、図面や写真の管理、各種報告様式の作成等工事施工管理の業務を効率化するソフトウェア

取り組み概要

　NEXCO3社の工事における出来形管理は、NEXCO3社の施工管理要領に基づき、受注者が工事施工後に完成した工事目的物の寸法の測定結果を所定の様式（以下、出来形調書）に記入し、監督員へ提出することとなっています。
　今般、出来形管理に関する施工管理ソフトウェアを使用することで、受注者が現場で測定した出来形を直接現場で施工管理ソフトウェアに入力することができるため、事務所へ戻って出来形調書に入力する作業がなくなります。これにより、簡略化、効率化することが見込まれるため、出来形調書の様式を変更し、改善することとしました。（別添【PDF：149KB】参照）
　今後、コンクリート構造物を対象とし現場での試行導入を行った上で、本格導入を目指します。本格導入では、施工管理要領の出来形調書の様式を変更し、試行したソフトウェアに限らずすべての施工管理ソフトウェアからの出力データでの提出を可といたします。
　次年度以降は、引き続き対象工種を拡大し改善を図っていきます。