高速道路初!東北道 佐野サービスエリア(下り線)で9月28日から長距離輸送におけるドライバー交替の実証実験を実施

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令和6年9月20日
東日本高速道路株式会社

 NEXCO東日本(東京都千代田区)は、トラックドライバーの長時間労働軽減や労働時間の上限規制への対応の取組みとして、長距離輸送におけるドライバー交替の効果検証を行うため、9月28日(土)から10月4日(金)まで、佐野SA(サービスエリア)下り線において、佐川急便株式会社と協力し、ドライバー交替の実証実験を高速道路で初めて実施します。
 本実験は、物流2024年問題の課題解決に寄与するもので、1つの輸送工程を複数のドライバーで分担し貨物を輸送する中継輸送のうち、「ドライバー交替方式」での効果と課題を検証するものです。
 これにより、SA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)での長時間駐車に起因する駐車マス不足等の課題解消のほか、ドライバーの確実な休息機会の確保といった効果が期待されます。
 また、運用時のSA・PA内の安全性や物流事業者の運行計画上の実現性等、課題をあわせて確認します。
 今後、来年3月頃までに運用上のルールを整理・策定し、その後の運用実施を目指します。

実験概要

  • 実施日程:
    令和6年9月28日(土)~10月4日(金) 朝6時台(1日1便)
  • 実施場所:
    E4東北自動車道 佐野SA(下り線)(栃木県佐野市黒袴町)
  • 協力企業:
    佐川急便株式会社
  • 実施方法:
    SA内でドライバーが交替する「ドライバー交替方式」

実験イメージ

関西(京都府)から東北(福島県)までの距離680kmの長距離輸送を対象に実証実験を行います。

ドライバー交替場所

事業者アンケート調査の実施

 実証実験と並行して、高速道路のSA・PA内でのドライバー交替に関するニーズ等を把握する事業者アンケート調査を9月30日~11月28日まで実施予定です。アンケート調査へのご協力をお願いします。
 事業者アンケート調査URL → 
https://www.net-research.jp/1245491/

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