「原発事故による警戒区域等からの避難者に対する高速道路の無料措置」

平成29年12月22日
国土交通省道路局
東日本高速道路株式会社

 原発事故による警戒区域等からの避難者に対する高速道路の無料措置の利便性向上のため、対象者に新たにカードを発行することとしました。
本日より、各市町村において、順次、カード受付を開始します。また、カードの有効期間及び無料措置期間を平成32年3月末までとします。

 原発事故による警戒区域等からの避難者に対する高速道路の無料措置は、平成24年4月1日より、政府として避難を指示又は勧奨している区域等にお住まいであった避難者の一時帰宅等の生活再建に向けた移動を支援する目的で実施しているところです。

 これまで福島県及び関係市町村と協議を進めてきた結果、避難者の出口料金所の通行を迅速化するため、新たにカード(顔写真付き)を発行することとしました。現在無料措置の対象となっている方々に対し、各市町村において平成29年12月22日より順次、カードの申込受付を開始し、東日本高速道路株式会社においてカードを発行してまいります。

 また、カード切替え後の継続した周知や避難者の申込みに係る負担等を踏まえ、カードの有効期限及び無料措置期間を平成32年3月末までとします。

 なお、平成30年7月1日からはカードによる通行へ完全移行し、平成30年6月末までは、従前からの被災証明書等の提示による通行方法も可能とします。

 カードにより、確認時間が短縮され渋滞解消に寄与するとともに、携帯性等の利便性向上が図られるものと考えています。

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