電気自動車普及に向けたNEXCO東日本の取組みなどについて
平成21年7月23日
東日本高速道路株式会社
NEXCO東日本(東京都千代田区、代表取締役会長:八木重二郎)は、横浜横須賀道路の横須賀パーキングエリア(PA)など、神奈川県内のPA4箇所に、電気自動車向け急速充電器を設置するとともに、業務用車両として電気自動車2台を導入します。これは、低炭素社会実現のための電気自動車普及に向けた取組みに当社が参画する、その第一歩になります。
また、横須賀PAでは、太陽光発電によるトイレへの電力供給や、LED照明、路面温度の上昇を抑える舗装、壁面緑化などの環境対応型技術を活用した設備を新たに導入します。環境緑地帯やビオトープの整備など、横浜横須賀道路が建設当初から基本コンセプトとする「自然にやさしい道づくり」を体感していただけるエリアに改修します。
なお、急速充電器の設置は、当社が管理する高速道路(一般有料道路を含む)の休憩施設では初めてのもので、高速道路関連社会貢献協議会のご協力を得て実施するものです(同協議会は、高速道路利用者などに対する安全性、信頼性及びサービス向上を図るための社会貢献事業を行うために発足した実施機関です)。
急速充電器の設置
電気自動車の普及に積極的に取り組んでいる神奈川県と連携し、急速充電器サービス網の拡充に資することを目的として実施するものです。
- 設置箇所
- :横浜横須賀道路の横須賀PA(上下線各1基)第三京浜道路の都筑PA(上)及び保土ヶ谷PA(下)各1基
- 設置時期(予定)
- :平成21年末【都筑PA(上)、保土ヶ谷PA(下)】平成21年度末【横須賀PA(上下)】
電気自動車の導入
電気自動車を高速道路上で日常的に利用することにより、電気自動車の普及・改善に貢献することを目的として実施するものです。
- 導入場所
- :NEXCO東日本関東支社京浜管理事務所
- 導入車種
- :三菱自動車 i-MiEV(1台)富士重工業 プラグインステラ(1台)
横須賀PAの改修
急速充電器の設置とあわせ、各種の環境対応型技術を活用した設備を新たに導入するとともに、横浜横須賀道路の、地域の方々と連携した「自然にやさしい道づくり」を基本コンセプトとした道路整備を体感していただける施設に改修することにより、高速道路における環境保全のこれまでとこれからを、お客さまにご理解いただくことを目的として実施するものです。
主な導入設備など:(下り線)