北関東自動車道3県3区間が開通します

平成20年1月17日
東日本高速道路株式会社

 NEXCO東日本(東京都千代田区、代表取締役会長:八木重二郎)が建設を進めてきました北関東自動車道の3県3区間合計延長32.4km及び波志江パーキングエリア(PA)が次のとおりこの春に開通・開業します。(※『北関(きたかん)』は、北関東自動車道の愛称です。)

1 開通区間の概要

【この春に3区間(合計約32km)が開通し、『北関(きたかん)』が約7割完成します。】

  • 群馬県、栃木県、茨城県の3県で各1区間が開通し、『北関(きたかん)』(総延長約150km)の開通延長は全体で約107kmとなり、約7割が完成することになります。
  • 3区間とも平成10年の工事着手から約10年で完成します。
  • 北関の総延長約150kmは、東水戸道路を含み、東北道との重複区間 岩舟JCT(仮称)~栃木都賀JCTを含まない延長

(1)群馬県 伊勢崎(いせさき)IC~太田桐生(おおたきりゅう)IC

開通日時
平成20年3月8日(土) 15時00分
開通区間
伊勢崎IC(伊勢崎市(いせさきし)三和町(さんわちょう))から太田桐生IC(太田市(おおたし)東今泉町(ひがしいまいずみちょう))まで(延長16.0㎞)
事業費
約910億円
整備効果
  • 群馬県庁から太田市役所間の移動時間が約15分短縮
    群馬県庁から栃木県足利市役所間の移動時間が約35分短縮され、慢性的に混雑している一般国道50号の慢性的な混雑緩和に期待
  • 複数の第三次医療機関を選択可能なエリアが拡大(圏域人口約34万人増)
  • 『北関(きたかん)』の延伸により北関沿線の企業立地が促進され、経済活動のさらなる活性化に期待

伊勢崎IC~太田桐生ICの整備効果【PDF:723KB】

波志江(はしえ)PA(駒形(こまがた)IC~伊勢崎IC)

開業日時
平成20年3月1日(土) 12時00分
開業区間
波志江PA(伊勢崎市波志江町(はしえちょう))
事業費
約40億円
営業施設
コンビニエンス・ストア(群馬県内の高速道路で初)
概要

 『北関(きたかん)』の延伸に先立ち、平成20年3月1日(土)に波志江PAがオープンします。同PAにはコンビニエンス・ストアを設置し、コンビニエンス・ストアとトイレを大屋根で一体的に覆うことで雨天時に雨に濡れずに移動できるなど、お客さまに快適な空間を提供します。屋外の園地からは、上毛三山のひとつ名峰赤城山を望むことができます。

 上り線(伊勢崎IC→駒形IC)下り線(駒形IC→伊勢崎IC)
駐車台数大型 34台
小型 31台
トレーラー 2台
大型 34台
小型 31台
トレーラー 2台
トイレ男性 小:6基、大:洋1基、和1基
女性 洋6基、和3基
多目的 1基
男性 小:6基、大:洋1基、和1基
女性 洋6基、和3基
多目的 1基
店舗名セーブオンミニストップ
営業者名株式会社セーブオンミニストップ株式会社
店舗面積157.5m2157.5m2
営業時間24時間
開店日時平成20年3月1日(土) 12:00
  • 波志江PAでは、サービスレベルの向上を目指し、お客さまの幅広いニーズに対応できるよう、コンビニエンス・ストアを出店します。
  • 群馬県内の高速道路で初のコンビニエンス・ストアとなります。
  • ATMを設置し、各種公共料金の収納代行サービスなどにもご利用いただけます。
  • 店内にイートインコーナー(客席)を設置します。また、地域のお土産品なども取り揃えます。
  • 上り線には、地元企業の「セーブオン」が出店します。「セーブオン」は高速道路初出店となります。

(2)栃木県 宇都宮上三川(うつのみやかみのかわ)IC~真岡(もおか)IC

開通日時
平成20年3月15日(土) 15時00分
開通区間
宇都宮上三川IC(宇都宮市(うつのみやし)東谷町(とうやちょう))から真岡IC(真岡市(もおかし)長田(ながた))まで(延長7.5㎞)
事業費
約380億円
整備効果
  • 栃木県庁から真岡市役所間の移動時間が約13分短縮
  • 第三次医療機関へ30分以内で到達できるエリアが拡大(圏域人口約0.6万人増)
  • 『北関(きたかん)』の延伸により北関沿線の企業立地が促進され、経済活動のさらなる活性化に期待

宇都宮上三川IC~真岡ICの詳細【PDF:262KB】

(3)茨城県 桜川筑西(さくらがわちくせい)IC~笠間西(かさまにし)IC

開通日時
平成20年4月12日(土) 15時00分
開通区間
桜川筑西IC(桜川市(さくらがわし)長方(おさかた))から笠間西IC(笠間市(かさまし)福原(ふくはら))まで(延長8.9㎞)
事業費
約440億円
整備効果
  • 茨城県庁から筑西市役所間の移動時間が約16分短縮
  • 第三次医療機関へ30分以内で到達できるエリアが拡大(圏域人口約1.3万人増)
  • 『北関(きたかん)』の延伸により北関沿線の企業立地が促進され、経済活動のさらなる活性化に期待

桜川筑西IC~笠間西ICの整備効果【PDF:140KB】

2 『北関(きたかん)』全線開通時の整備効果

  • 常陸那珂港へのアクセス向上で新たな経済活動の可能性が拡大
  • 『北関(きたかん)』へ交通が転換され、時間短縮や交通事故などの減少などにより年間約1,850億円の経済効果が発生

詳細はこちら【PDF:66KB】

3 開通式典

 各区間および波志江PAのオープニングセレモニーの時間、会場、式典内容については、別途お知らせします。

4 プレイベント

 今回の開通に先立ち、各地で開通イベントが開催される予定です。なお、日時、会場、イベント内容については実行委員会より別途お知らせします。

『北関(きたかん)』開通記念!快適実感!おためしキャンペーン』の実施

  • 今回新たに開通するIC(太田藪塚IC、太田桐生IC、真岡IC、桜川筑西IC)を入口(または出口)としてETCで利用され、指定されたICまでの区間を走行されたお客さまに、通常ポイントに加えてETCマイレージポイントをプレゼントします。

キャンペーンの詳細

料金表【PDF:23KB】

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