NEXCO東日本が中期経営計画を策定しました
平成18年10月26日
東日本高速道路株式会社
NEXCO東日本(東京都千代田区、代表取締役会長:八木重二郎)は、このたび、2010年度までの5か年間の中期経営計画を策定しました。
本計画で、この5か年間を「経営基盤を確立する期間」と位置づけ、経営方針に掲げた「お客様第一」、「公正で透明な企業活動」、「終わりなき効率化の追求」、「チャレンジ精神の重視」の視点に立って民間企業として自立した経営を行うため、自らの経営判断と責任により、財務体質を適正に維持しつつ、経営基盤の確立を図っていきます。
中期経営計画のポイント
1 基本方針
「経営基盤の確立」をめざし、2010年度までに以下の取り組みを確実に実行します。
- 目標管理制度の導入~収入・費用目標と管理水準目標を柱に2006年度下期から導入
- 新人事制度の導入~年功型から成果重視型へ2007年度上期から段階的に導入
- 組織体制の再編~本社をスリム化し、現場重視の組織体制を構築
- グループ経営の確立~維持管理専門子会社を13社設立するなど、連結企業価値を最大化
- ITマネジメントの確立~IT基盤の全社最適化により、業務効率化を実現
1 経営目標
■道路管理事業
- 料金収入 7,119億円(2006年度) → 7,650億円(2010年度)
- 道路資産賃借料 5,268億円(2006年度) → 5,610億円(2010年度)
■道路建設事業
- 道路資産完成高 6,086億円(5年間累計)
- 新規開通延長 274㎞(5年間累計)
■SAPA事業・新規事業
- 経常利益(連結) 23億円(2006年度) → 55億円(2010年度)
1 事業別取組み
■道路管理事業
- 雪氷対策の強化、舗装の高機能化、橋梁の耐震補強などに重点的に取り組むことにより、安全で円滑な交通を確保
- ETCを活用した料金サービスを展開するとともにETC設備の増強を行い、ETCサービスの向上を図る
- トータルコストの削減、維持管理専門子会社との一体経営などにより、現場管理の効率化を推進
- 不正通行防止の強化へ徹底的に取組む
■道路建設事業
- 合理的な設計手法の確立など技術開発の推進、資材の直接調達の拡大によりコスト削減と品質の向上を目指す
- 建設事業マネジメントを確立し、事業のスピードアップを図るとともにインセンティブ助成の獲得にチャレンジ
■SAPA事業・新規事業
- コンビニや個性的な専門店の導入により、サービス向上、収益改善を図る
- 農水産物等の地域特産品の販売を強化
- 幕張PAなどエリアの新設・新装改築(7箇所)、既存建物のリニューアル(10箇所程度)を実施
- 新たなビジネスに進出(Web事業、カード事業、ホテル事業等)
PDFファイルをご覧いただくには、AdobeSystems社のプラグインソフト「Acrobat Reader(日本語版)」が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロード(無料)してご利用ください。