関東地域で秋の交通安全キャンペーンを実施します
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平成30年9月14日
東日本高速道路株式会社
関東支社
NEXCO東日本 関東支社(埼玉県さいたま市)は、秋の全国交通安全運動期間中(平成30年9月21日(金)~9月30日(日))に高速道路交通警察隊や高速道路交通安全協議会などの関係機関と合同で、管内のサービスエリアなどで「秋の交通安全キャンペーン」を実施します。
今年の関東支社管内の死亡事故の発生状況は8月末時点で20件※となり、すでに昨年同時期における死亡事故発生件数を上回っている状況です(※8月31日時点・NEXCO東日本関東支社調べ)。
これから秋の行楽シーズンに向け、車で遠出する機会も多くなる時期となります。ちょっとした油断や不注意で事故を起こさないよう、少しでも眠気や疲れを感じたら休憩施設で早めに休憩するようお願いします。また、全部の座席でシートベルトを着用し、スピードを控え、十分な車間距離を保って、安全運転をお願いします。
交通安全キャンペーン
【実施期間】平成30年9月21日(金)から平成30年9月30日(日)まで
【開催場所】NEXCO東日本関東支社管内の休憩施設などで実施
※場所・日時等の詳細については、別紙【PDF:56KB】をご参照ください。
- 実施内容は、各キャンペーンによって異なります。
事前に別紙【PDF:56KB】のキャンペーン内容をご確認のうえお越しくださいますようお願いします。 - 天候等により、急遽キャンペーンを中止する場合があります。
あらかじめご了解ください。
今回の重点テーマ
- 車の故障が多くなる時期です。出発前の点検で事故を防ぎましょう!
- わき見運転は危険です。運転に集中しましょう!
- 眠気を感じたら早めに休憩しましょう!
- バイクが関係する重大事故が発生しています。 安全運転の心掛けを!
- 逆走は命にかかわる危険行為です-「無くそう、逆走」-
- 命を守るシートベルト "全ての座席"でシートベルトを確実に着用しましょう!
1. 故障トラブルが多くなる時期です!出発前に車両の点検を行いましょう。
毎年、9月にかけて車の故障のトラブルが多くなる時期です。故障の主な原因は「タイヤの破損」や「燃料切れ」などが挙げられます。故障の大半は基本的な点検で防げるものです。
故障により高速道路で停車すると、交通事故に遭遇しやすくなり、大変危険ですので、特に燃料、タイヤ、オイル、冷却水の点検は、出発前に忘れずにお願いします。
走行中、車の故障トラブルが発生してしまった場合、車が動くときは、できる限りSA・PAなど安全な場所まで移動をお願いします。高速道路上にやむを得ず停車する際は、まずは、ハザードランプを点灯し、発炎筒と三角表示板で、後続車へ合図するようお願いします。その後ガードレールの外など安全な場所へ避難し、110番や非常電話、道路緊急ダイヤル#9910で通報してください。
2. わき見運転は危険です。運転に集中しましょう!
周りの景色や、カーナビ・携帯電話に気をとられて、わき見運転をしていませんか?
時速100kmの速度では、車は1秒間に約28mも進むため、一瞬の"わき見"で重大な事故につながる恐れがあります。
なお、道路交通法により、運転中の携帯電話等の使用は禁止されています。路肩や導流表示(ゼブラゾーン)があるところに停車しての使用も厳禁です。携帯電話を使用する際は、SA・PAで車を停めてから操作するようお願いします。
わき見運転は、追突や玉突き事故の原因となりますので、前を見て、運転に集中するようお願いします。
3. 少しでも眠気や疲れを感じたら 早めに休憩を!
高速道路上での事故のうち、居眠り運転や漫然運転による事故は依然として多い状況です。中には、死亡事故に至るケースもあります。
高速道路を走行中に眠気や疲れを感じたら、無理をせずに最寄りの休憩施設で休憩してください。疲れを感じたら、早めに休憩しましょう!
4. バイクの事故が増えています。安全走行をお願いします!
高速道路でのバイク事故が増えています。バイクが関係する死亡事故は昨年6件で、今年もすでに3件発生しております。(8月末時点・当支社管内調べ)
バイクは車とは違い、雨や風などの天候による影響を受けやすく、事故の際に体を守るものが無いため、ちょっとした事故でも重大事故に繋がってしまいます。
高速道路をバイクで走行する際は、スピードは控えめに、車間距離を十分にとりましょう。
また、路肩や車の間をすり抜けての無理な追越走行は大変危険ですのでおやめください。
5. 逆走は命にかかわる危険行為です-「無くそう、逆走」-
高速道路上で、逆走車に起因する重大事故が発生しています。高速道路は指定された方向にしか進めません。規制標識や案内標識、路面標示を十分に確認しましょう。
逆走車は向かって右側の車線(追い越し車線)を走行してくる傾向があります。逆走車を見聞きしたら速度を落とし、十分な車間距離をとって、通行帯の最も左側を走行しましょう。
高速道路上で逆走車を見かけたら、110番で通報をお願いします。
もしも逆走してしまったら、安全な場所に停車し、ハザードランプを点灯しましょう。そして、近くの安全な場所に避難し(車両に残らない)、110番か近くの非常電話で通報をお願いします。
6. 命を守るシートベルト 全ての座席で着用しましょう!
今年の関東支社管内での高速道路において、シートベルトの非着用による事故が多く発生しています。高速道路を走行中に衝突した場合、シートベルトをしていないと体が車内で振り回され、開いたドア、割れたガラス部分、場合によっては前や後のガラスを突き破って、車外放出されることがあります。
車外放出されると、路面への落下時の衝撃や後続車にはねられるなど、死亡に至る可能性が高まり、また同乗者との衝突により、怪我をさせてしまう可能性があります。
万一に備え全席シートベルト着用の徹底をお願いいたします。
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