ISO14001(環境マネジメントシステム)認証取得(R3.3.25登録)について

令和3年4月9日
東日本高速道路株式会社

 NEXCO東日本は、SDGs達成に貢献するCSR経営の推進に向け、環境方針・環境行動指針を改訂し、併せて健全かつ効果的な環境マネジメント経営を実施するためISO14001を取得しましたのでお知らせします。今後も、環境活動に関するPDCAサイクルを回すことで、全社的に環境活動を管理してまいります。

【環境方針】 (2007年7月制定)

 NEXCO東日本は、環境への取り組みを経営の重要課題と位置付け、社会の責任ある一員として、地球環境の保全や循環型社会の形成に貢献するとともに、沿道の生活環境や自然環境の保全の取り組みを進めることにより、社会から信頼される企業を目指します。

【環境行動指針】 (2021年1月改訂)

 NEXCO東日本は、環境方針に基づき、以下の行動を行います。

Ⅰ 環境保全の取り組み

  1. 地球温暖化防止への貢献
    • 高速道路のネットワーク整備・強化や渋滞対策による交通の円滑化、のり面の樹林健全化により、二酸化炭素の削減に貢献します。
    • 2050年二酸化炭素実質排出ゼロを目指します。
  2. 循環型社会形成への貢献
    • 3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進、グリーン調達を推進することにより、循環型社会形成に貢献します。
  3. 環境負荷の低減
    • 事業活動のすべての段階において法令遵守し、環境負荷の低減に努めます。
    • 持続可能な社会の実現に向けグリーンインフラの構築に努めます。
    • 生物多様性環境の保全に資するべく、自然環境に及ぼす影響の低減に努めます。
    • 沿道の生活環境に及ぼす影響の低減に努めます。

Ⅱ 技術開発

  • 持続的・効果的な地球温暖化防止、循環型社会の形成、環境負荷の低減に資するため、保有技術の活用や新たな技術開発に取り組みます。

Ⅲ 環境経営の取り組み

  1. 環境マネジメント
    • 環境保全の状況を毎年度分析・評価することにより、取り組みを持続的・効果的に実施します。
    • ISO14001による環境マネジメント経営を実施します。
  2. コミュニケーション
    • 環境マネジメントの結果を「NEXCO東日本レポート」により公表し、社会とのコミュニケーションを図ります。
    • 地域の方々や自治体、国などと連携した社会環境活動に取り組みます。
  3. 社員教育
    • 社員教育を通じて、環境に係る社員の意識向上、企業風土の醸成をさらに高めます。

【ISO14001】

 ISO14001(環境)は、1996年にISO(国際標準化機構)から発行された環境に関する国際規格で、環境マネジメントシステム導入の指針を示すものです。この規格では、環境影響の向上のため、環境対応プロセスの継続的改善を図ることを目的とし、PDCAに基づく環境対応の枠組み(マネジメントシステム)を構築、運用することが求められています。

 当社の環境への取り組みについては、こちらをご覧ください。

 NEXCO東日本グループは、国連が策定した「持続可能な開発目標(SDGs)」を支持し、高速道路事業を通じて社会課題の解決を推進していきます。