- 工事期間
【E5】道央自動車道 江別東IC~岩見沢IC間
橋りょうリニューアル工事による終日対面通行規制のお知らせ
最新の規制情報は、ドラとらをご覧下さい。
令和4年7月19日
東日本高速道路株式会社
北海道支社
NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は、E5道央自動車道江別東(えべつひがし)インターチェンジ(IC)~岩見沢(いわみざわ)IC間に位置する夕張川橋(ゆうばりがわばし)の上り線(札幌方面)側において、老朽化したコンクリート床版を新しい床版に取り替える工事を行うため、同区間の一部について、上下線各2車線の箇所を時間帯に応じて上下線のいずれかの車線数を1車線に減少させる終日対面通行規制を、8月24日(水)から実施します。
今回実施する対面通行規制では、お客さまの利用する朝夕の時間帯において走行可能な車線数を変更させるため、ロードジッパーシステム※を活用し中央分離帯(コンクリート防護柵)の切り替えを行う通行規制を実施します。なお、このロードジッパーシステムは、平成30年に道央自動車道恵庭IC~北広島IC間で使用しており、北海道内で使用するのは約4年ぶり2回目となります。
お客さまにはご迷惑をおかけしますが、当該区間を走行される場合、更なる安全運転に努めていただくとともに、時間に余裕をもってお出かけください。
リニューアル工事は、高速道路を安全・安心にご利用いただくために必要な工事です。お客さまへのご迷惑を最小限とするように取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。
- ロードジッパーシステムとは、LINDSAY社(アメリカ)にて開発、製造、販売しているシステム
- コンクリート防護柵の設置位置を、専用の防護柵切替用車両(BTM:Barrier Transfer Machine)を用いて移動させることができるシステム。(写真①)
- コンクリート防護柵にてガードされた中での工事施工により、安全性が大幅に増大。
【工事のイメージ】
1.工事区間
道央自動車道 江別東IC~岩見沢IC間 夕張川橋付近(約1.2km)
2.工事・交通規制期間
- 終日対面通行規制
- 終日車線規制
令和4年10月13日(木)~令和4年10月20日(木)
- 「終日対面通行規制、終日車線規制」の規制時間は、終日24時間通行規制となります。
- 土曜・日曜・祝日も、終日規制を行います。
- 天候、作業進捗等により、工事期間を変更する場合があります。
3.通行規制内容
床版取替工事にあたり、上下線各2車線の箇所を時間帯に応じてロードジッパーシステムを活用し上下線のいずれかを1車線に減少させる車線切替通行規制を実施します。なお、このロードジッパーシステムを活用した車線切替は1日2回、上下線交通量の少ない時間帯(昼間12時~13時及び夜間19時~20時)に実施します。
工事期間のうちの最初の6日間と終了の9日間の合計15日間は、車線切り替え作業のため、上下線の終日車線規制を実施します。また、9月13日、10月12日は工事箇所の切り替え作業のため、片側1車線での終日対面通行規制を実施します。
■令和4年8月24日~令和4年9月13日
19時頃~翌12時頃の車線運用状況
12時頃~19時頃の車線運用状況
■令和4年9月14日~令和4年10月12日
19時頃~翌12時頃の車線運用状況
12時頃~19時頃の車線運用状況
4.工事内容
道央道江別東IC~岩見沢IC間に位置する夕張川橋は、昭和58年の開通から約40年が経過し、車両の大型化による輪荷重の増加で発生した微細なひび割れに加え、冬期間に散布する凍結防止剤に含まれる塩分などが原因のコンクリート床版の劣化や鉄筋の錆が生じているため、床版の取替工事を実施する必要があります。
橋のコンクリート床版部分を取り替えるためには、通常、上り線(札幌方面)の通行止めを行う必要がありますが、上り線(札幌方面)は終日車線規制とし、下り線(旭川方面)の追越車線(右側車線)を時間帯に応じて下り線(旭川方面)や上り線(札幌方面)として通行に供する(※1)ことで、交通への影響を最小限に抑えて工事を実施します。
- 午前は下り線(旭川方面)を2車線、上り線(札幌方面)を1車線とし、午後は上り線(札幌方面)を2車線、下り線(旭川方面)を1車線として運用します。
【主な工事の内容】
劣化した既設のコンクリート床版を、新しい床版に取り替えることにより、安全・快適にご利用いただける高速道路に生まれ変わります。
5.ご利用時のお願い
- 工事箇所付近の約1.2kmにわたって終日対面通行規制を行います。工事期間中は、交通の流れが悪くなる恐れがあるため、当該区間をご利用される場合は、安全運転に努めていただきますとともに、ご利用の際には、時間に余裕をもってお出かけくださいますようお願いします。
- 対面通行規制区間では、走行車線や路肩が狭くなっているため、走行する際は規制速度を遵守し、車間距離を確保して追突事故などには十分注意してください。また、対面通行規制区間の前後では、大きく車線が切り替わりますので、現地の案内看板などに従って通行してください。
- 工事現場周辺では、工事用車両の出入りがありますので、前方に十分注意して通行してください。
- 工事期間中は、LED情報板を利用した渋滞情報の提供、道路情報板による工事規制情報の提供や、安全に走行していただくための注意の呼びかけを実施します。走行の際には、これらの情報をご確認のうえ、安全に走行していただきますようお願いします。
6.交通情報の入手方法について
- 全国の高速道路の便利な情報が満載のサイト『ドラぷら』
【アドレス】
PC版 (https://www.driveplaza.com/)
モバイル版 (https://m.driveplaza.com/)
スマートフォン (https://www.driveplaza.com/smp/) - 高速道路の交通情報提供サービス『ドライブトラフィック(ドラとら)』
リアルタイムな道路交通情報を提供しています。
【アドレス】
PC版 (https://www.drivetraffic.jp/)
モバイル版 (https://m.drivetraffic.jp/)
スマートフォン (https://www.drivetraffic.jp/smp/) - NEXCO東日本お客さまセンター
24時間365日オペレーターが対応いたします。
【電話番号】
0570-024-024 または 03-5308-2424 - 日本道路交通情報センター(JARTIC)の道路交通情報
050-3369-6760(北海道地方・高速情報) インターネット https://www.jartic.or.jp/ - ハイウェイラジオ(AM1620kHz)
ハイウェイラジオを放送している区間は、高速道路上の標識によりご案内しています。 - ハイウェイ情報ターミナル
SA・PAに設置されているモニター画面にて、広域の道路交通情報をお知らせしています。 - ツイッターの公式アカウント
「NEXCO東日本(北海道)」(@e_nexco_kita)
で北海道地方の高速道路情報を配信しています。
高速道路リニューアルプロジェクト
いま、安全・安心を次の世代へ。
NEXCO東日本は、皆さまに安全・安心をお届けするために、高速道路の大規模更新・修繕事業に取り組んでまいります。
NEXCO東日本グループでは、2021~2025年までの期間を「SDGsの達成に貢献し、新たな未来会社に向け変革していく期間」と位置づけ、様々な取組みを行っています。
今回の「高速道路リニューアルプロジェクト」の取組みについては、安全・安心で信頼できるインフラ整備などにつながる事業活動としてSDGs目標の8番、9番、11番に貢献するものと考えています。
ロードジッパーシステムを活用した車線切替
(1)ロードジッパーシステム
ロードジッパーシステムとは、LINDSAY社(アメリカ)にて開発、製造、販売しているシステムである。
このシステムは、コンクリート防護柵の設置位置を専用の車線切替用車両(BTM:Barrier Transfer Machine)を用いて移動させることができるため、車線切替を素早く安全に行うことができる。
(2)導入目的
- お客さまのご利用が多い時間帯に合わせて、2車線確保が必要な方向へ車線切替を行うことで工事規制による混雑の緩和を図ることができます。
- 対面通行規制区間の上下線の仕切りがコンクリート製防護柵になること、また車線切替を素早く実施できることからから、お客さまの通行時の安全性の向上が図れます。
- コンクリート製防護柵を設置することでお客さまが通行する車線と工事作業エリアを分離することにより、お客さま及び工事作業エリア内の安全性が向上します。
- 今後、北海道内の高速道路橋梁の床版取替では、車線切替を素早く安全に行うためにロードジッパーシステムを積極的に使用していく計画としています。
- 道央自動車 恵庭IC⇔北広島IC間でロードジッパーシステムにより車線切替を行った状況は以下のとおり。
【下り線車線数を2車から1車への車線切替状況】
【上り線車線数を2車から1車への車線切替状況】
(3)車線切替作業のイメージ図
下り線(旭川方向)2車線運用を上り線(札幌方向)2車線運用に車線切替を行う作業イメージは以下のとおり。
図中のBTMは、ロードジッパーシステムを表しています。
【STEP1】下り線(旭川方向)2車線運用
【STEP2】上下線追越車線規制(上下線とも1車線運用)
【STEP3】BTMが札幌側から旭川側へ移動し車線切替(※車線切替に伴いコンクリート製防護柵を移動)
【STEP4】車線切替完了(上り線(札幌方向)2車線運用)
(4)ロードジッパーシステムによる車線運用切替
期間を通じて規制区間の車線幅員及び路肩幅員が狭くなっていますので、走行する際は規制速度を遵守し、前の車との車間距離を確保して追突事故などには十分注意をお願いします。
対面通行区間に移行するためにロードジッパーシステムにより車線切替が行われていますので、現地の案内看板などに従って通行をお願いします。
なお、終日対面通行規制期間中は工事の進捗により、規制形態が変更となります。
- 昼夜連続車線規制(8/19(金)~8/24(水))
上り線(札幌方向)及び下り線(旭川方向)とも通行可能車線は1車線となります。
また、車線及び路肩の幅員は通常よりも狭くなっています。 - 終日対面通行規制(8/24(水)~9/13(火))
上り線(札幌方向)の追越車線の床版を取り替える工事を行うため、上下線各2車線を時間帯に応じて上下線のいずれかの車線を1車線に減少します。なお、お客さまのご利用が多い時間帯に合わせて2車線で通行できる方向に切替を行います。
この車線切替は1日2回、上下線の交通量の少ない時間帯(昼12時頃~13時頃、夜19時頃~20時頃)に実施します。なお、車線切替の時間帯においては、片側1車線の車線運用となるため、混雑する場合があります。土日祝日も実施します。 - 対面通行規制(9/13(火)、10/12(水))
下り線(旭川方向)に通行可能車線を集約させた対面通行規制(片側1車線)となります。
また、車線及び路肩の幅員は通常よりも狭くなっています。 - 終日対面通行規制(9/14(水)~10/12(水))
上り線(札幌方向)の走行車線の床版を取り替える工事を行うため、上下線各2車線を時間帯に応じて上下線のいずれかの車線を1車線に減少します。なお、お客さまのご利用が多い時間帯に合わせて2車線で通行できる方向に切替を行います。
この車線切替は1日2回、上下線の交通量の少ない時間帯(昼12時頃~13時頃、夜19時頃~20時頃)に実施します。なお、車線切替時間帯においては、片側1車線の車線運用となるため、混雑する場合があります。土日祝日も実施します。 - 昼夜連続車線規制(10/13(木)~10/20(木))
上り線(札幌方向)及び下り線(旭川方向)とも通行可能車線は1車線となります。
また、車線及び路肩の幅員は通常よりも狭くなっています。
【19時頃~翌12時頃】
下り線(旭川方向)の通行可能車線は2車線、上り線(札幌方向)の通行可能車線は1車線となります。
【12時頃~19時頃】
上り線(札幌方向)の通行可能車線は2車線、下り線(旭川方向)の通行可能車線は1車線となります。
注意
9/3(土)・4(日)は、岩見沢市内でジョインアライブ2022が開催されるため、通常の混雑時間と異なることが予想されます。このため、この2日間は渋滞対策として、車線運用時間を以下のとおり変更します。
【23時頃~翌12時頃】
・下り線(旭川方向)の通行可能車線は2車線、上り線(札幌方向)の通行可能車線は1車線で運用します。
【12時頃~22時頃】
・上り線(札幌方向)の通行可能車線は2車線、下り線(旭川方向)の通行可能車線は1車線で運用します。
【19時頃~翌12時頃】
下り線(旭川方向)の通行可能車線は2車線、上り線(札幌方向)の通行可能車線は1車線となります。
【12時頃~19時頃】
上り線(札幌方向)の通行可能車線は2車線、下り線(旭川方向)の通行可能車線は1車線となります。
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