仙台都市圏高速環状ネットワークの整備効果について
~仙台都市圏高速環状ネットワーク『ぐるっ都・仙台』がもたらしたインパクト~
令和6年3月29日
国土交通省東北地方整備局
東日本高速道路株式会社 東北支社
仙台都市圏高速環状ネットワーク(以下、『ぐるっ都・仙台』※)は、東北自動車道と仙台北部道路、仙台東部道路、三陸沿岸道路(仙塩道路)、仙台南部道路で形成される仙台都市圏を囲む全周約60kmの環状自動車専用道路です。
この度、『ぐるっ都・仙台』の一部を構成する仙台北部道路開通から10年が経過したことから、改めて『ぐるっ都・仙台』が果たす機能と整備効果を「インパクトレポート」としてとりまとめましたのでお知らせします。
- 『ぐるっ都・仙台』とは、平成22年9月に『仙台都市圏高速環状ネットワーク愛称選考会』で選定された愛称です。
整備効果の概要
- 『ぐるっ都・仙台』は、1975年の東北自動車道仙台南IC~泉IC間の開通を皮切りにネットワークが徐々に形成されることに伴い、大型車をはじめとした広域交通が『ぐるっ都・仙台』を利用することで環状道路内の一般道路から交通が転換し、環状道路内の交通混雑が緩和されています。
- 『ぐるっ都・仙台』による広域交通のアクセシビリティの改善は「地域産業の牽引」「広域的な地域間交流の促進」「高度医療の活動支援」「防災ネットワーク機能の強化」「環境負荷の低減」など様々なストック効果を発現しています。
- 今般、「七十七リサーチ&コンサルティング(株)」の協力のもと『ぐるっ都・仙台』が発揮するアクセシビリティの改善効果を経済波及効果として算出した結果、初開通した1975年から2022年までの48年間で約16.4兆円にのぼり、仙台都市圏の地域経済を支えています。
〈発表記者会〉宮城県政記者会、東北電力記者会、東北建設専門紙記者会
【問い合わせ先】
国土交通省
東北地方整備局
TEL 022-225-2171(代表)
道路部 道路計画第二課
課長
松原まつばら 陽一よういち(内線4251)
課長補佐
中岫なかぐき 奨すすむ(内線4252)
別添資料
仙台都市圏高速環状ネットワーク(『ぐるっ都・仙台』)の整備効果【PDF:10.0MB】
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