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　NEXCO東日本（東京都千代田区）では、社会的課題の担い手不足のもとでもお客さまへのサービスを維持・向上していくため、サービスエリア（SA）・パーキングエリア（PA）の商業施設における、イノベーションによる"省人化"をグループの方針としています。
　株式会社ネクスコ東日本エリアトラクト（東京都港区）は、その取り組みとして、株式会社TOUCH TO GO（東京都港区、以下：TTG）と令和6年6月に業務提携契約を締結し、TTGの無人決済システムを活用した無人販売店舗の実証導入に向けて検討を進めてきました。
　このたび、E18上信越自動車道 東部湯の丸サービスエリア（下り線）において、SA・PA全国初となる無人販売店舗を令和6年11月21日（木）11時にオープンします。

1．TTGとの業務提携による担い手不足への対応

　担い手不足への対応が社会的課題となるなか、SA・PAにおいても、今後、いかにお客さまへのサービスの質を落とさず省人化を進めていけるか、さらには、お客さまのニーズにあわせてサービスを向上させていけるかが課題であり、その解決には、イノベーションによる店舗の運営効率の向上や、従来にない様々な営業形態・販売方法を検討していく必要があります。
　TTGは、独自の無人決済システムにより店舗のDX化を推進しており、これまでにコンビニ、お土産、専門店、ミニスーパーなど様々な業種・業態の店舗において大幅な省人化を実現しています。

新しい店舗運営モデル

2．実証店舗の概要

　東部湯の丸SA（下り線）の商業施設内に、TTGが提供する無人決済システムを使用した物販店舗を設置します。今回の無人販売店舗では、地域の名産品「峠の釜めし」をはじめ、お土産品やお菓子などを取り揃えます。

ご利用の流れ（他社事例）

　棚から商品を手に取っていただくと、レジでは商品読み取りをすることなく、ディスプレイの表示内容を確認してお会計いただくことにより、お買い物が完了します。

3．今後の展開

　東部湯の丸SA（下り線）における効果の検証を進めつつ、更なる展開に取り組みます。

参考：業務提携の概要

　今回の業務提携は、高速道路の休憩施設というSA・PA特有の役割やお客さまのニーズ、利用シーンを踏まえた無人販売店舗の展開と、スピーディーな決済による新たな購買体験の提供を目指すもので、本取り組みを通じて、新しい店舗運営モデルへの挑戦を進めてまいります。