休憩施設等のごみ対策に取り組みます
平成19年6月28日
東日本高速道路株式会社
NEXCO東日本東日本(東京都千代田区、代表取締役会長:八木重二郎)は、休憩施設の持ち込みごみや不法投棄の実態調査に基づき、さらなるごみ対策に取り組んでいきます。
1 休憩施設のごみの現状について
NEXCO東日本の休憩施設から発生するごみの量は、全体で約7,500トン。※1
この処理に要する費用は、全体で約14億円。※1
高速道路外から持ち込まれるごみは、全体の約6割。※2
ご家庭などから持ち込まれるごみは、全体の約3割。※2
- 1 平成18年度実績
- 2 平成19年5月調査結果
図1 持ち込みごみの状況
[参考:図1の説明]
- 「ご家庭などからの持ち込みごみ」とは、家庭用ごみ袋に入れられた生ごみや段ボールなどに入れられた弁当の空き箱など、まとめて捨てられたごみを指します
- 「旅行中などに購入された持ち込みごみ」とは、ご旅行中に高速道路以外のコンビニなどでお客さまが購入され、高速道路の休憩施設をご利用いただいた際に捨てられたごみを指します
- 「休憩施設で発生するごみ」とは、NEXCO東日本の休憩施設でご購入され捨てられたごみを指します
2 ごみ対策への取り組みについて
- 循環型社会形成に貢献するため、分別・リサイクルを進めごみの減量に取り組みます
- 「ご家庭などからの持ち込みごみの削減」と「高速道路へのごみの不法投棄防止」に向け各種の対策を実施します
【対策内容】
NEXCO東日本では、ごみの発生の多い首都圏の休憩施設と管内のごみの不法投棄が多い箇所を主体に以下の対策を進めます。
- 分別・リサイクルを進めるため、ごみ箱の構造の変更や追加を行います
- ごみの不法投棄防止として、不法投棄禁止看板の追加設置と監視の強化を図ります
- ご家庭などからの持ち込みの削減と不法投棄防止に向けた広報(PR)を推進します
- 休憩施設を気持ちよく快適にご利用いただくため、清掃・美化活動に取り組みます
- これらの対策については、引き続き各種の調査を実施し、対策効果の検証・評価を行い、継続してごみ対策に取り組んでいきます
写真 クリーンキャンペーンの実施状況(平成19年5月30日~6月5日)