三郷南から高谷区間における1969年の都市計画決定から2018年6月の開通までの50年の軌跡。

三郷南から高谷区間における
1969年の都市計画決定から
2018年6月の開通までの50年の軌跡。

昭和44年
都市計画決定:高架式
昭和44年5月当時旧都市計画標準断面図
首都圏の慢性的な交通混雑解消のため、都心から約15km圏域を環状に結ぶ、”外環”が都市計画決定される。
都市計画決定(埼玉県三郷市、東京都葛飾区、
千葉県松戸市及び市川市)
昭和46年
外環沿線各地で大気汚染や
騒音等の交通公害による
生活環境の悪化等を理由に
事業反対の声が上がる。
昭和47年
市川市議会で「凍結再検討」を決議
昭和48年
事業凍結・再検討へ
建設大臣が「県、市、住民が反対なら一時やめるべき」と
国会答弁
松戸市長、「外環反対」を表明
昭和50年
千葉県知事から建設大臣に再検討の要請
松戸市議会で「ルート及び構造の再検討」を可決
昭和56年
葛飾大橋開通(埼玉方面行き)
昭和60年
千葉県議会「外環道路の早期進展」を可決
都市計画変更(埼玉県三郷市)
昭和62年
建設省関東地方整備局長から
千葉県知事に対して
再検討を行った建設計画を通知。
・景観、日照、電波障害対策上有利な
掘割スリット構造を採用
・沿線環境に配慮し、本線両側に
幅16mの環境保全空間を配置
・外環道沿線の自治体、
地元の皆様への計画説明、対話
・市川市議会に
外環道路対策特別委員会が設置され、
1993年の計画受け入れまでに
76回開催され、議論を行う。
関東地方建設局長(現:関東地方整備局長)から
千葉県知事に対し、検討結果を提示
市川市、「東京外郭環状道路対策特別委員会」を設置、
再検討案の検討開始
平成元年
松戸市長が千葉県知事に対して受入回答
平成3年
第29回国土開発幹線自動車道建設審議会で
基本計画策定(三郷市~市川市)
平成5年
市川市長が千葉県知事に対して条件を付して受入回答
平成6年
松戸市、市川市で計画案の事前説明会開催
平成7年
都市計画案の公告・縦覧(千葉県区間)
平成8年
都市計画変更(事業着手)
松戸IC~高谷JCT
都市計画変更(千葉県区間)
第30回国土開発幹線自動車道建設審議会で
整備計画策定(松戸市~市川市)
本格的な用地取得の開始
平成9年
都市計画案の公告・縦覧(葛飾区区間)
平成10年
都市計画変更(事業着手)
三郷南IC~松戸IC
都市計画変更(葛飾区区間)
第31回国土開発幹線自動車道建設審議会で
整備計画策定(三郷市~松戸市)
施行命令(松戸市~市川市)
平成11年
施行命令
(三郷市~松戸市)
平成13年
設計・用地説明会
(9地区)開催
平成17年
葛飾大橋開通(千葉方面行き)
埼玉県三郷市境~千葉県松戸市(国道6号)全線4車線化
平成18年
用地取得に関する事業推進のため、
プロジェクトチームを結成
事業評価監視
委員会(国道部)
外環千葉県区間に関する
有識者懇談会開催(1~3回)
用地取得に関する事業推進のため、
国・県・市・NEXCOによるプロジェクトチームを結成
関係者間の枠組みを超えた連携強化を推進
平成19年
外かん道路千葉県区間
整備促進に係る調整会議
平成20年
土地収用手続開始
国道6号~(主)市川松戸線の国道部が
暫定2車線で開通
事業認定申請へ向けた説明会
平成21年
事業認定申請
事業評価監視委員会(高速道路部)
事業認定へ向けた公聴会
国道357~県道市川浦安線の国道部が
暫定2車線で開通
市川国分地区市道30号線(通称バス通り)周辺で、
外環の歩道等が一部開通
平成22年
事業評価監視委員会(国道部)
事業認定告示
平成23年
外環(千葉県区間)
建設発生土対策
検討委員会開催
事業評価監視委員会(高速道路部)
平成25年
事業評価監視委員会
(国道部)
埋蔵文化財調査により雷下遺跡(市川市国分)から
日本最古級(約7,500年前)の丸木舟が出土
平成26年
用地取得完了
事業評価監視委員会(国道部)
用地取得完了
平成30年
東京外環自動車道
三郷南IC~高谷JCT開通