「高速道路施設」の技術と設備の用語集
高速道路には、本線(高速道路)をもとに様々な施設があります。本線を走るための出入り口(インターチェンジ)や休憩施設(SA・PA)などの施設があります。
インターチェンジ、インター(IC)
高速道路と一般道路との出入口として設置されています。料金徴収設備などが併設されています。
広義には、2つ以上の道路が交差または接近する箇所において、相互を連結する道(ランプ)を設けることによってこれらの道路を立体的に接続する施設をいいます。NEXCO東日本では第1種と第3種または第4種の道路が、ランプを介して接続する形状のことです。
ジャンクション(JCT)
高速道路と高速道路を相互に接続するインターチェンジのことをいいます。
第1種の道路相互、または、第1種と第2種の道路が、ランプを介して直接接続する形状のことです。
料金所りょうきんしょ
高速道路の通行車(利用者)より通行料を収受するための施設です。
料金事務所・トールゲート(アイランド・ブース・ゲート上屋)・料金所・トールプラザなどで構成されいます。
また、インターチェンジ内に設置されている料金所を「インターチェンジ料金所」、本線上に設置されている料金所を「本線料金所(トールバリア)と呼んでいます。
本線料金所ほんせんりょうきんしょ、トールバリア(TB)
本線上に設置されている料金所の呼称です。
インターチェンジ内に設置されている料金所を「インターチェンジ料金所」、本線上に設置されている料金所を「本線料金所(トールバリア)と呼んでいます。
バスストップ(BS)
高速バスや一般の路線バスが、乗客の乗降りのために利用する施設です。設置場所は、本線やインターチェンジやサービスエリア・パーキングエリアなどに設置しています。
チェーン着脱場ちゃくだつじょう、チェーンベース
積雪寒冷地において車のタイヤチェーン等を着脱する場所です。降雪条件が急激に変化する地点、長大トンネルの坑口付近等に設けられるが、サービスエリアやパーキングエリアを兼用したり、本線を拡幅してその必要スペースを確保する場合もある。